結晶と断片

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『結晶と断片―現代思想断章』
 徳永恂 国文社 昭和58


しかし洗い落としてゆけば、私のやってきた仕事の原型、自分の仕事として自ら肯うことのできるミニマムの労働は、本を読み、あれこれ思いをめぐらし、それをカットして短い文章を書く、そういう読書を介しての自分との対話以外にはなかった。(p292) 

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